「健康も睡眠もフィットネスも計測できる時計を想像してみてください。しかも、ちゃんと時計に見える品位(decency)を持った時計を」
2026年8月12日の「Made by Google」を目前に控えて、Googleが公開したPixel Watch 5のティザー動画のナレーションです。
名指しはしていませんが、海外メディアはこぞって「これはApple WatchとGalaxy Watchへの当てこすりだ」と報じています。
他社製品を名指しせずに煽る、Googleらしい皮肉の効いたやり方だと思ったので、実際どういう話なのか整理してみます。
ティザー動画で何と言っているのか

2026年8月7日ごろに公開された、20秒ほどのPixel Watch 5のティザー動画。
そこでのナレーションは「Imagine a watch that tracks your health, sleep, and fitness, but still has the decency to look like…a watch.」というものでした。
日本語にすると「健康・睡眠・フィットネスを計測できる時計を想像してみてください。
それでいて、ちゃんと時計に見えるという品位も持ち合わせた時計を」といったニュアンスです。
なぜApple WatchとGalaxy Watchへの当てこすりと言われるのか
9to5GoogleやAndroid Authority、PhoneArenaなど複数の海外メディアが、この「decency to look like a watch(時計に見える品位)」というフレーズを、Apple WatchとGalaxy Watchへの当てこすりだと解釈しています。
Apple Watchは発売から一貫して四角い画面のデザインを続けています。
SamsungのGalaxy Watchも、Ultraシリーズなどでスクエアに近い「スクウォッチ」型のデザインに寄ってきています。
Pixel Watchシリーズは初代から一貫して丸型のドーム型ガラスを採用しているため、「丸いPixel Watch」対「四角いApple Watch・Galaxy Watch」という構図で煽ったと見られています。
「じゃあPixel Watch 5は変わったの?」という皮肉な反応も
一方で、この煽り文句には海外メディアから皮肉な指摘も出ています。
肝心のPixel Watch 5自体は、本体デザインがPixel Watch 4からほぼ変わらないという情報がリークで出ているためです(詳しくはPixel Watch 5のスペックまとめ記事で紹介しています)。
「デザインで他社を煽っておきながら、自分たちは去年から代わり映えしないのでは」というツッコミが、複数のメディアで見られました。
だから代わり映えしなくても、正直あまり不満はなかったりします。
ちなみに今回のMade by Googleは、コメディアンのトレバー・ノア氏が司会を務めることも発表されています。
エンタメ色を強めた演出の一環として、今回のような「煽り」ティザーも仕込まれたのかもしれません。
まとめ
今回のティザーは、スペックの話ではなく「見た目」で他社をチクリと刺しにいった、Googleらしいユーモアのある一手でした。
ただし煽った側のPixel Watch 5自体もデザイン据え置きという情報があるので、8/12の発表でどんな受け止められ方をするのか、あわせて注目したいところです。


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